スイス:マイエンフェルト:「アルプスの少女ハイジ」の世界
朝起きてみると太陽が!眩しいばかりの快晴に身も心も踊る気持ちでした。
実は昨日までの天気予報は大雨だったので気は沈んでいました。
いい意味での大はずれの好天に一転して気分は最高に盛り上がって
来ました。ありがとう神様!
窓からの眺め。水を汲んでいる光景にハイジの水汲みシーンを思い出してしまいました。
昔から脈々と続いているである生活習慣を見ていると何か心がほのぼのとする。いいな〜。
ホテルでの朝食。
ホテルの人が食堂に用意したものをセルフで食べるようになっていました。
スイスの山らしい質素な食事でした。カフェオレにクロワッサン、パン、チーズ、
ベーコン、ヨーグルト、オレンジジュース。
他に簡易キッチンがあり自炊もしていいようです。
ちなみにこの日は日本人のみ。男性1人と女性3人組み。やはりハイジ効果は
絶大なんだと改めて実感(もちろん我ら夫婦も言うまでもない)
さあ、いよいよハイジの山へ出発。抜けるような青空に気分も盛り上がっ
て来ました。
ここら辺が麓のメインストリートのようでした。ホテル&レストランが数件と
パン屋、いくつかのお店。本当に静かな町です。
途中のパン屋さんでお昼ご飯を仕入れました。
やっぱりハイジの山でのランチはチーズ入りのサンドイッチですね。
ハイジよりは豪華なトマトとチーズ入りのオープンサンドにしました。
次はスーパーで水を買いました。ガイドブックではハイジの山小屋にも多少売っているけれど、
なるべく事前に購入しておいた方がいいとの事でした。
ここはスーパーの入り口近くで、電子レンジやコーヒーメーカもあり、飲食をしてもいいようでした。
スーパーがある辺りです。ここを真っ直ぐ行くと、↓
中央広場がありました。今でも町の中心的な場所なんでしょうね。ちょうど前にハイジの看板が
見えました。右の建物をアップにしたのがこちら↓
ハイジのおみやげ屋さんです。もう開いていたのですが、ハイキングを
優先させるために帰りに寄る予定にしましたが・・・・なんと帰りはもう閉まって
いました!日本と違って本当に閉店時間が早いですね。有名な観光地でも
気負わずに自分たちの生活を大事にしている事がよくわかりました。
壁に描かれた葡萄が素敵でした。いいな〜葡萄の壁画や葡萄のツタにからまった
家に住んでみたいな♪
広場を抜けて右の案内表示の道を右に曲がっていきます。
狭い路地に家が比較的集中してあります。ここら辺にこの町の人々は住んでいるんですね。
あった!葡萄のツタがからまった家。石壁とツタの組み合わせは最高に相性がいいですね。
さらに奥の道を真っ直ぐ行きます。
上から三番目がハイジのハイキングコースの看板です。ここも目的地の一つですが、
ハイジの泉を先に行く予定のため、逆の左の道を行くことにしました。
もう目の前に山が迫って来ました。思わずハイジのオープニング曲を口ずさみたくなります。 壁画にこんな模様が。籠を背負って歩くおじいさん、まさにアルムおんじ ですね。
納屋でしょうか。外からも見える位置に馬具かけてありました。麓の町中を
乗馬している人を見かけました。日本では中々お目にかかれない光景でいいですね。
さあ、町を抜けると葡萄畑が広がって来ました。マイエンフェルトはワインの産地としても名高い
そうです。ガイドブックによるとハイキングコースの近くにワイナリーがあるとの事でした。
時間があれば寄ってみたかったです。今回はハイジを訪ねる旅でしたのでまた今度の機会に…
葡萄畑から眺めたマイエンフェルトの町。少しずつ登り道になって行きます。
こんな茂みの中にハイジのハイキングコースの表示が。
ハイキングコースにはこんなのどかな道もありました。ここはまだ道らしき道がありますね。
こんな場所もありました。とにかくズンズン進むのみです。
ここら辺まで来るともう道らしき道はありません。でも牧場(マキバ)をピクニックしているみたいで
歌を口ずさみスキップしたくなります。♪おおマキバはみ〜ど〜り♪ ランラン♪
そうこうしているうちに着きました。目的一つ目。ハイジの泉。
まだ比較的朝早かったせいか観光客には会いませんでした。
右側にいるヤギはユキちゃんでしょうか。
ハイジの泉の側には珍しくこんな売店が。一応観光客目当てなんでしょうね。
付近には本当に何もないのでこういうお店は重宝ですね。
外国へ来ると飲食物は買える時に買っておくが鉄則になりました。
ハイジの泉を抜けるとまた草原が。所々にハイキングのの表示があります。
のどかですね〜。今にも向こうから、ペーターがジャランジャラン、ヤギを連れて現れそうです。
どことなく見たような道。ハイジがよく山から町へ歩いた道もこんな感じだった気がします。
と、思ったていたら牛がいました。今はヤギよりも牛の方が多いみたいですね。
ハイジホフが見えてきました。ここはホテル・レストランもあり、大型バスもあるところから
結構ツアーの人々の拠点となっているようですね。
麓の町から歩いてここまで30〜40分の距離です。時間を有効に使いたい場合、特にハイジ
関連の観光、ハイキングをしたい人はここに宿泊すると合理的かもしれませんね。
時間に余裕があって骨の髄からハイジを味わいたい人は麓のホテルに泊まるといいかも。
マイエンフェルトの駅〜町〜山の道順を経ると、ハイジが初めて山へ来た気分を味わえること
請け合いです!
ハイジホフから見たマイエンフェルトの町。
ハイジホフからハイジの家へ向かう。
こんな傾斜のある道、よくハイジが駆け下りたり登ったりしたシーンが頭を横切ります。
ふと振り返ると、先ほど町で見た山々がよりくっきりと身近に見えてきました。
青空に恵まれて良かったと、この日何度も口にしたセリフが今また出てきました。
ハイジの家が近づいてきました。
看板に日本語もあります。日本人がいかに多く来るかよくわかりますね。
あ、ヨーゼフが!ハイジの家近くで突然のっそり現れたヨーゼフ。
近くの家の犬なんでしょうが、その仕草がどう見てもヨーゼフそのものでした。
あのヨーゼフのかったるいBGMが頭をよぎりました。
偶然とはいえ、登場キャラクターがそっくりさんが出てきてくれるとますます気分もノッてきますね。
ヨーゼフの次はユキちゃんです♪さわってもOKな見た目通りの温和なヤギでした。
なにか食べ物があれば良かったなと思いました。