俳句入門、初心者の本、紹介、関連書籍、安売り価格

現代の俳人を知りたいのならうってつけです　評価：

俳文学大辞典、俳句人名辞典など色々な俳句に対する辞典はありますが、その中で最も現代の俳人に対する情報が充実している辞典だといえるでしょう。
近世の俳諧師などを含めたあらゆる情報は、俳文学大辞典に軍配が上がりますが、それにも記載されていない人が多数記載されています。
筑紫磐井、五島高資、きくちつねこなどなど…、しかも1人あたりの情報量が多く、俳句より俳人について知りたい方向けだと思います。
ただし、あくまで近現代に限定した辞典ですので、江戸時代の俳諧師である松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶、炭太祇、上島鬼貫、千代女、蕉門十哲などは辞書の対象となっていないので注意してください。

俳句するゾ　評価：

日本語ブームの今、待ち望んでいた事典でした。
情報量が多いわりには、紙面がゆったり見えて読みやすい。
眺めて楽しい、一生ものの事典です。
〈童貞や銀器に注ぐ秋の水〉に、なんとなくイメージが拡がり、〈ずぶぬれて犬ころ〉に、スゴさを感じ…、巻末の索引を見るだけでも楽しかった。
俳句用語解説も多くの実例と共に充実していました。