宮沢賢治の魂に触れる本の紹介,評価,安売り価格です。そのほか、中古、通販、紹介、レビュー、おすすめ、推薦など  

宮沢賢治の魂に触れる本の紹介,評価,安売り価格




宮沢賢治の魂に触れる本
名作童話 宮沢賢治20選

新品価格 ¥ 2,860

中古価格 ¥ 450

発売元:春陽堂書店  発売日:2008-11-20
  

宮沢賢治の魂に触れる本
銀河鉄道の夜 (宮沢賢治童話傑作選)

新品価格 ¥ 1,980

中古価格 ¥ 296

発売元:偕成社  発売日:2000-11-01
  

賢治の思想と人柄が物語ににじみ出ています 評価
宮沢賢治の文章を高校の授業以来、約20年振りに読みました。
東野圭吾、宮本輝、村上春樹、三島由紀夫等をよく読みますが、それぞれ強い個性を持つ彼らの誰とも違うオリジナリティを賢治の作品に強く感じました。
育った時代背景や童話というジャンルの違い自体が原因かも知れませんが、作家の思想が飾らずとてもダイレクトに物語に溶け込み、人が生きる上で根源的に大切な何かを読者に訴えかけてきます。

真のプロフェッショナルによる入魂の作品 評価
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の全文に、田原田鶴子さんの挿絵が25ページほど(小さい挿絵は数点まとめて1ページ相当と数えて)入っています。
田原さんの絵は、適度に写実的でありながら、同時に極めて幻想的です。
原作のイメージを全く損なっていません。
描かれる風景は、植生は日本の東北地方のものなのに、建物はヨーロッパ風の石造りだったりして、それがまた良い具合に調和しています。

発売元のレビュー
宮澤賢治童話傑作選の1冊。
カラー絵が美しい愛蔵版。
【特長】・人々みんなの幸せは何か、を考えながら銀河鉄道を旅する少年の物語。
・表紙のように、天の川周辺の幻想世界を描いたカラー絵が美しい。
・小学校高学年〜一般向け。

特徴説明
本体サイズ(約):B5判
ページ数:101ページ
出版社:偕成社

宮沢賢治の魂に触れる本
セロ弾きのゴーシュ (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 2,200

中古価格 ¥ 200

発売元:偕成社  発売日:1998-12-10
  

ゴーシュは患者さんを診ながら研究に励む私の同僚たちみたい 評価
ゴーシュは演奏会を前にして指揮者にもっと練習するよう厳しく言われます.家に帰って,毎晩セロの練習をしようとするのですが,そのたびに,ネコだのタヌキだのカッコウだのがやってきて,ゴーシュはその相手をしているうちに朝を迎えてしまうのです.私のまわりにもたくさんのゴーシュたちがいます.脳外科医としての専門医試験の受験勉強や,自分の研究仕事を仕上げようと思っていても,受け持ちの患者さんの容体が急変したり,新しく急患が飛び込んできたりして,結局は朝を迎えてしまう.でも,若いお医者さんたちは,患者さんとの対応にもまれながら毎日を過すことによって,臨床研究を行う上で大切なことを学ぶのです.それが研究活動を行う上での大切なヒントになることもあります.ゴーシュはタヌキからリズムの取り方を自然に学んでいます.カッコウからは調律や情熱をもって歌うことの大切さを学びます.そうして演奏会の本番では見事に役割を果たし,最後のアンコールでは突然の指名で独奏するのでした.その曲は,ネコをいじめるために選んだ「インドの虎刈り」という激しい曲.そうして観客の拍手喝采!賢治は農民たちが厳しい生活をしながら芸術を学ぶことの大切さを訴えたかったのでしょう.この本は絵も美しいので特にお薦め.

宮沢賢治の魂に触れる本
グスコーブドリの伝記―猫の事務所・どんぐりと山猫 (ますむら・ひろし賢治シリーズ)

新品価格 ¥ 3,000

中古価格 ¥ 200

発売元:扶桑社  発売日:1995-07-01
  

「自然を科学で封じ込めようとして、それができないことが分かっても、それでも人間は生きていかなければならないのだ」 評価
岩手県生まれの作家、宮沢賢治は『グスコーブドリの伝記』に、自然エネルギー利用の理想郷イートハーブを書いた。
火山の噴火エネルギーで、干ばつと凶作をなくす。
海岸に潮汐発電所を並べる。
しかしこの物語を「自然エネルギー利用の理想郷』と、読みとっていいものなのか。
「自然を科学で封じ込めようとして、それができないことが分かっても、それでも人間は生きていかなければならないのだ」 と、僕は読み取った。

プラネテスを読んで 評価
木星へ有人探査船を送る幸村誠さんの『プラネテス』のモーニングでの連載を読んでいて、その巨大エンジンを設計するロックスミスさんと同僚の科学者とのエピソードを読んで、無性に宮沢賢治を読みたくなった。
というのは、人類の夢のために、人生と命を全て捧げる暗い(なぜかそう感じてします)情熱に背中を押し続けられるブドリと全く同じ姿勢に見えたからです。

宮沢賢治の魂に触れる本
おきなぐさ;いちょうの実 (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,760

中古価格 ¥ 1,000

発売元:偕成社  発売日:1992-05-01
  

たかしたかこさんのやさしい色彩の絵の中で、美しく昇華された賢治の死生観や宇宙観を感じてみませんか。 評価
「うずのしゅげを知っていますか。
」という語りで始まる宮澤賢治の『おきなぐさ』の物語です。
「おきなぐさ」と呼ばれる「うずのしゅげ」を見たことのない私は、この絵本を開いて、その花の美しさにすっかり見入ってしまいました。
「ごらんなさい。
この花は黒繻子ででもこしらえた変わり型のコップのように見えますが、その黒いのは、たとえば葡萄酒が黒く見えるのと同じです。

宮沢賢治の魂に触れる本
よだかの星 (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,540

中古価格 ¥ 509

発売元:偕成社  発売日:1987-12-01
  

組み木絵の素晴らしさ 評価
よだかの星は、いつ読んだのか覚えていませんが多分小学生の頃に絵本で読んでとても感動したのを覚えています。
とても悲しい話なのに不思議な内容で、よだかの住む森の情景や美しい星になったよだかの姿をハイビジョンのスクリーンで見たような強い印象が残っています。
今回大人になってもう一度読み返して、あの当時のような純粋なイマジネーションは体感できませんでしたが、変わらぬ感動がありました。

高山侑子さんに、惚れました。 評価
高山侑子(たかやまゆうこ)さんの表紙にひかれて購入しました。
ほかの文庫の表紙を飾る女の子たちも、単体で見れば綺麗でしょう。
でも顔立ちや髪型や雰囲気が現代風すぎて、肝心の中身である古典作品には馴染んでいないと感じます。
時代を超えた文学作品には、その時々にもてはやされているファッションや顔のつくりは、かえってじゃま。

宮沢賢治の魂に触れる本
双子の星 (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,980

中古価格 ¥ 78

発売元:偕成社  発売日:1987-11-01
  

宮沢賢治の魂に触れる本
やまなし (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,540

中古価格 ¥ 28

発売元:偕成社  発売日:1987-11-01
  

版画 評価
宮沢賢治の世界は、私の中では少し薄暗い夜の世界にあります。
小林敏也さんの版画?が、黒、白、青などの寒色の、まるで宇宙の中のような挿絵で、あまりにイメージにはまりすぎていて深い感動を覚えました。
その絵にはとても動きがあり、私は特に「魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は鉄色に変に底びかりして、また上の方へのぼりました」の、魚が泳いでいるシーンの水のうねりや、かにの親子がやまなしを追っていくときに出来ている影が好きでした。

水の中の世界が絵とぴったり嵌っていて幻想的 評価
谷川の底に住んでいる蟹のお話です。
青い幻灯で写された五月と十二月の二枚の川の底。
川底から子どもの蟹が見あげる景色の幻想的な美しさと相まって、弟蟹の外界に対する好奇心や憧れや恐怖などが、賢治独特の詩的な言葉のひびきのうちに表現されています。
特に、五月の弟蟹の死への恐怖や十二月の流れてきたやまなしを追っていく三匹の蟹の姿など、画もまた、ほんとうに青い幻灯に映し出されたもののような気がします。

宮沢賢治の魂に触れる本
虔十公園林(けんじゅうこうえんりん) (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,540

中古価格 ¥ 391

発売元:偕成社  発売日:1987-03-01
  

宮澤賢治が理想とする人間像を伊藤亘氏のペーパークラフト作品を通して味わってみませんか。 評価
杉の黒い立派な緑、さわやかな匂い、夏のすずしい陰、月光色の芝生。
「虔十公園林」は、虔十が杉の木を植えてから何十年もの月日が流れた今も、雨が降っては、すき徹る冷たい雫を、みじかい草にポタリポタリと落とし、お日さまが輝いては、新しい奇麗な空気をさわやかに吐き出しています。
虔十が亡くなり、村に鉄道が通り、瀬戸物の工場や製糸工場が出来ました。

読むほどに味わえる本です 評価
虔という字はケンと読みます。
虔十でケンジュウ、このお話しの主人公の名前。
作者は宮沢賢治。
詩や童話の名作で知られ、教育者、農業者の顔も持ち、また天文や音楽そして気象、哲学など真に様々な才能を持ち合わせていることも知られています。
木々の生長に比べれば人間の存在なんてちっぽけなものだけど、自然を守るのも育てるのも人しか出来ないのです。

宮沢賢治の魂に触れる本
なめとこ山の熊 (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,540

中古価格 ¥ 93

発売元:偕成社  発売日:1986-10-01
  

「なめとこ山の熊のことならおもしろい」 評価
「なめとこ山の熊のことならおもしろい」で始まるこの童話は本当におもしろい.人間は,生き物を食べながら生きている生き物にすぎない,という考えにもとづいた童話.なめとこ山のモデルは岩手の花巻の奥にあって,それはそれは美しい所だ.この童話の絵本版は他にもあるが,私は木目を活かしたパッチワーク「組み木絵」によるこの本が一番好きだ.個人的な思い出だが,ロサンゼルスに住んでいた頃,この絵本を子供に何回読み聞かせしたことか.なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...なめとこ山の熊のことならおもしろい...組み木絵のおかげで,賢治の言葉のひとつひとつが生き生きとしてくるのだ!

そのまたむかしから山はお見通しだ 評価
因果応報、そんなこと、人が気づくずっと前から、山はお見通しだ。
山雲が湧き、大滝が山中に落ちる。
そのずっとずっと下のほうで、熊捕りの名人の小十郎は熊を捕っていた。
が、一月のある日、小十郎が死んだ。
やい、この次は熊なんぞ生まれるなよ、と言っていた小十郎が、熊に殺された。
前世の報いで、熊になった。

宮沢賢治の魂に触れる本
注文の多い料理店 (日本の童話名作選)

新品価格 ¥ 1,540

中古価格 ¥ 1

発売元:偕成社  発売日:1984-06
  

賢治のドリームランド、「イーハトヴ童話」の素晴らしき哉 評価
大正十三年(1924年)十二月に刊行された童話集『注文の多い料理店』全九篇(「どんぐりと山猫」「狼(オイノ)森と笊(ざる)森、盗(ぬすと)森」「注文の多い料理店」「烏の北斗七星」「水仙月の四日」「山男の四月」「かしわばやしの夜」「月夜のでんしんばしら」「鹿(しし)踊りのはじまり」)と、「雪渡り」「ざしき童子(ぼつこ)のはなし」「さるのこしかけ」「気のいい火山弾」「ひかりの素足」「茨海(ばらうみ)小学校」「おきなぐさ」「土神ときつね」「楢(なら)ノ木大学士の野宿」「なめとこ山の熊」の十の童話を収めた一冊。

なめとこ山の熊が好きです。 評価
宮沢賢治の短編集のこの本、私は最後に収録されている「なめとこ山の熊」が好きです。
春の月光の下の山の中、母熊と小熊の優しい会話や、主人公の倒れたあとの、熊の「お前を殺すつもりは無かった・・」という言葉、その後の、青い星空の下で行われる熊たちによる主人公の弔い・・。
美しい情感で、ちょっぴり悲しく、さびしく、町は卑しく、なめとこ山の熊では、熊を殺す小十郎が、熊のこと一番良く分かっていたし、熊に愛されていた。





宮沢賢治の魂に触れる本
雨ニモマケズ (宮沢賢治の絵本シリーズ)

新品価格 ¥ 1,650

中古価格 ¥ 1,113

発売元:三起商行株式会社  発売日:2017-10-10
  

宮沢賢治の魂に触れる本
宮沢賢治童話全集

新品価格 ¥ 5,000



発売元:パンローリング株式会社  発売日:2016-12-26
  

発売元のレビュー
<収録内容> 銀河鉄道の夜 猫の事務所 北守将軍と三人兄弟の医者 洞熊学校を卒業した三人 耕耘部の時計 林の底 セロ弾きのゴーシュ マリヴロンと少女 化物丁場 四又の百合 山男の四月 茨海小学校 とっこべとら子 やまなし 烏の北斗七星 狼森と笊森、盗森 風の又三郎 どんぐりと山猫 革トランク 気のいい火山弾 マグノリアの木 ツェねずみ 畑のへり イギリス海岸 台川 祭の晩 ひのきとひなげし おきなぐさ タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった かしわばやしの夜 氷河鼠の毛皮 鹿踊りのはじまり インドラの網 二十六夜 シグナルとシグナレス よだかの星 楢ノ木大学士の野宿 注文の多い料理店

宮沢賢治の魂に触れる本
宮沢賢治童話全集 新装版(全12)

新品価格 ¥ 26,136

中古価格 ¥ 20,000

発売元:岩崎書店  発売日:2016-10-05
  

宮沢賢治の魂に触れる本
童話絵本 宮沢賢治 やまなし: 童話絵本 (創作児童読物)

新品価格 ¥ 1,650

中古価格 ¥ 1,363 残り6個

発売元:小学館  発売日:2015-04-15
  

宮沢賢治の魂に触れる本
どんぐりと山猫 (画本 宮澤賢治)

新品価格 ¥ 1,870

中古価格 ¥ 1,485 残り5個

発売元:好学社  発売日:2014-11-14
  

宮沢賢治の魂に触れる本
雪わたり (画本宮澤賢治)

新品価格 ¥ 1,870

中古価格 ¥ 3,083 残り6個

発売元:好学社  発売日:2013-10-15
  

内容紹介 
雪のこおった夜、四郎とかん子の兄妹はきつねの幻燈会に招待され、雪の野原を渡って森の中に入って行く…。
昼と夜の雪景色が清冽で、寒さまで伝わってきます。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 
小林/敏也 1947年静岡県焼津市に生まれる。
1970年東京芸術大学工芸科卒業。
デザイナーかつイラストレーター。
青梅に山猫あとりゑを営む。
2003年画本宮澤賢治シリーズにより第十三回宮澤賢治賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

宮沢賢治の魂に触れる本
やまなし (画本宮澤賢治)

新品価格 ¥ 1,870

中古価格 ¥ 1,227 残り9個

発売元:好学社  発売日:2013-10-15
  

版画 評価
宮沢賢治の世界は、私の中では少し薄暗い夜の世界にあります。
小林敏也さんの版画?が、黒、白、青などの寒色の、まるで宇宙の中のような挿絵で、あまりにイメージにはまりすぎていて深い感動を覚えました。
その絵にはとても動きがあり、私は特に「魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は鉄色に変に底びかりして、また上の方へのぼりました」の、魚が泳いでいるシーンの水のうねりや、かにの親子がやまなしを追っていくときに出来ている影が好きでした。
文字は深緑?に白抜きと、藍色にグレーがかった水色で書いてあります。

水の中の世界が絵とぴったり嵌っていて幻想的 評価
谷川の底に住んでいる蟹のお話です。
青い幻灯で写された五月と十二月の二枚の川の底。
川底から子どもの蟹が見あげる景色の幻想的な美しさと相まって、弟蟹の外界に対する好奇心や憧れや恐怖などが、賢治独特の詩的な言葉のひびきのうちに表現されています。
特に、五月の弟蟹の死への恐怖や十二月の流れてきたやまなしを追っていく三匹の蟹の姿など、画もまた、ほんとうに青い幻灯に映し出されたもののような気がします。
詩的な時間を堪能できると思います。

宮沢賢治の魂に触れる本
注文の多い料理店 (画本宮澤賢治)

新品価格 ¥ 1,870

中古価格 ¥ 2,795 残り5個

発売元:好学社  発売日:2013-05-27
  

表紙買いでいいじゃないか 評価
かわいらしくも落ち着いた印象の表紙ですね。
表紙をめくると、扉にも玲奈さんの写真が裏表で2枚挿入されています。
お得感がありますね。
もちろん宮澤賢治の作品は素晴らしいです。

内容紹介 
宮澤賢治の代表作「注文の多い料理店」を、小林敏也による繊細かつ迫力のある版画で表現しています。
この小林敏也版は教育出版の国語の教科書に掲載されています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 
小林/敏也 1947年静岡県焼津市に生まれる。
1970年東京芸術大学工芸科卒業。
デザイナーかつイラストレーター。
青梅に山猫あとりゑを営む。
2003年画本宮澤賢治シリーズにより第十三回宮澤賢治賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

宮沢賢治の魂に触れる本
雨ニモマケズ (画本宮澤賢治)

新品価格 ¥ 1,870

中古価格 ¥ 1,800 残り7個

発売元:好学社  発売日:2013-05-27
  

最高傑作品 評価
小林敏也氏の版画が、正に賢治の想いとひとつになった上質の作品です。
力強いメッセージが静かに伝わり、感動のひとときを味わえます。
宝物にしたい本の一冊です。

内容紹介 
あまりに有名な宮澤賢治の「雨ニモマケズ」。
その世界を一節ごとに、小林敏也による迫力ある版画で表現しています。
卓越した版画の技法と、用紙や印刷にまでこだわりぬいた造本で多くの読者に支持されています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 
小林/敏也 1947年静岡県焼津市に生まれる。
1970年東京芸術大学工芸科卒業。
デザイナーかつイラストレーター。
青梅に山猫あとりゑを営む。
2003年画本宮澤賢治シリーズにより第十三回宮澤賢治賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

宮沢賢治の魂に触れる本
宮沢賢治童話集 銀河鉄道の夜 (角川つばさ文庫)

新品価格 ¥ 682

中古価格 ¥ 145

発売元:KADOKAWA  発売日:2012-06-15
  

内容紹介 
収録作品「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」「雨ニモマケズ」「双子の星」など、宮沢賢治の代表

内容(「BOOK」データベースより) 
祭りの夜、ジョバンニは、草むらにねころんで、星空をながめていた。
すると、ふしぎな声と明るい光につつまれたと思うと、幼なじみのカムパネルラと、銀河鉄道に乗っていた…。
二人は、美しい宇宙の旅へ。
宮沢賢治の最高傑作「銀河鉄道の夜」のほか、「雨ニモマケズ」「グスコーブドリの伝記」「ふたごの星」「よだかの星」が入った日本を代表する名作。
小学中級から。

宮沢賢治の魂に触れる本
風の又三郎-宮沢賢治童話集2-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

新品価格 ¥ 748

中古価格 ¥ 2

発売元:講談社  発売日:2008-10-31
  

20年後を待って 評価
小学校時代に読んだ。
最後まで「風の又三郎は風の精でした」という一言がなくてもどかしい思いをした事を憶えている。
どう考えても風の精のはずなのだが。
宮沢賢治も意地悪だ。
当時はそんなことしか思わなかった。
それから30年経った今考えるとどうかとさっきから考えている。
他のレビュアーの方も仰っているが宮沢賢治の「力」はその独特の「日本語」にある。
実際賢治の言葉は言霊ともいうべき魔力に満ちている。
こんな独特な日本語は他ではお目にかかれない。
賢治の資質は基本的には詩人であるというのが小生の独断である。

宮沢賢治の魂に触れる本
注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版) (講談社青い鳥文庫)

新品価格 ¥ 748

中古価格 ¥ 1

発売元:講談社  発売日:2008-10-16
  

宮沢賢治の魂に触れる本
宮沢賢治童話集―心に残るロングセラー名作10話

新品価格 ¥ 1,210

中古価格 ¥ 582

発売元:世界文化社  発売日:2004-02-01
  

子供も大好き 評価
我が家にくるサンタさんのクリスマスプレゼントは本です。
娘が小学2年生の時に、プレゼントされました。
「言わずと知れた」宮沢賢治ですが、私も読んだことのなかったお話もあって、子供から借りて読みました。
子供も「みやざわけんじさん」となぜか「さん付け」で親しんでいます。
娘は、読書感想文に「ツェねずみ」を選んで書いていました。

泣いてしまいました。 評価
「よだかの星」よだかは、名もなく実力もないんです。
よだかは、必死です。
よだかは、頑張りました。
でも、誰も相手にしてくれませんでした。
当然です。
世間様はそんなに甘くない。
よだかは、おいつめられました。
よだかの鼻は折れています。
でも、誰もよだかをあわれんではくれない。
絶対絶命となった”よだか。

賢治の作品を愛情あふれる北川幸比古の編集で 評価
この本は数多く出ている宮沢賢治作品集の中でも、子どもが読むのに理解しやすいように沢山の工夫が凝らされている。
まず作品の選出が素晴らしい。
児童文学作家・北川幸比古の暖かい生きる者への愛情が伝わってくる。
私は宮沢賢治の研究をして20年になるが、このような本に出会って良かったと思っている。

宮沢賢治の魂に触れる本
宮沢賢治全集10冊セット

新品価格 ¥ 11,660

中古価格 ¥ 7,597 (定価の34%引き)

発売元:筑摩書房  発売日:1997-07
  

この全集を箱ごと大人買いしてみるべし 評価
宮沢賢治は、雨ニモマケズと忍従したか、銀河鉄道に乗って逃避したか、詩を書いて修羅となったか…純朴で柔和な人格者と評判の賢治が、若者に託した言葉がある。
(全集第2巻所収)新しい時代のコペルニクスよ―新しい時代のダーウィンよ―新たな時代のマルクスよと。
賢治の死後数十年経ったが、日本や世界を革命的に転換する新しい偉人は生まれただろうか?

月夜のでんしんばしら 評価
宮沢賢治の作品のなかで「月夜のでんしんばしら」を読んだとき「あーーー彼はどんな人なのかと」自分が遅く生まれてきたことをくやみました。
動かないでんしんばしら、そしてやはりうごけないでんしんばしら達との夜の語らい。
もーなにもいいません読んでくださいとしか。
同時代にいたらわたしは彼のうしろをゆっくりと歩いてみたかった。

特徴説明
新品未読品

宮沢賢治の魂に触れる本
よだかの星 (画本宮沢賢治)



中古価格 ¥ 586

発売元:パロル舎  発売日:1995-04
  

組み木絵の素晴らしさ 評価
よだかの星は、いつ読んだのか覚えていませんが多分小学生の頃に絵本で読んでとても感動したのを覚えています。
とても悲しい話なのに不思議な内容で、よだかの住む森の情景や美しい星になったよだかの姿をハイビジョンのスクリーンで見たような強い印象が残っています。
今回大人になってもう一度読み返して、あの当時のような純粋なイマジネーションは体感できませんでしたが、変わらぬ感動がありました。

高山侑子さんに、惚れました。 評価
高山侑子(たかやまゆうこ)さんの表紙にひかれて購入しました。
ほかの文庫の表紙を飾る女の子たちも、単体で見れば綺麗でしょう。
でも顔立ちや髪型や雰囲気が現代風すぎて、肝心の中身である古典作品には馴染んでいないと感じます。
時代を超えた文学作品には、その時々にもてはやされているファッションや顔のつくりは、かえってじゃま。

宮沢賢治の魂に触れる本
やまなし (画本宮沢賢治)



中古価格 ¥ 928

発売元:パロル舎  発売日:1985-07
  

版画 評価
宮沢賢治の世界は、私の中では少し薄暗い夜の世界にあります。
小林敏也さんの版画?が、黒、白、青などの寒色の、まるで宇宙の中のような挿絵で、あまりにイメージにはまりすぎていて深い感動を覚えました。
その絵にはとても動きがあり、私は特に「魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は鉄色に変に底びかりして、また上の方へのぼりました」の、魚が泳いでいるシーンの水のうねりや、かにの親子がやまなしを追っていくときに出来ている影が好きでした。

水の中の世界が絵とぴったり嵌っていて幻想的 評価
谷川の底に住んでいる蟹のお話です。
青い幻灯で写された五月と十二月の二枚の川の底。
川底から子どもの蟹が見あげる景色の幻想的な美しさと相まって、弟蟹の外界に対する好奇心や憧れや恐怖などが、賢治独特の詩的な言葉のひびきのうちに表現されています。
特に、五月の弟蟹の死への恐怖や十二月の流れてきたやまなしを追っていく三匹の蟹の姿など、画もまた、ほんとうに青い幻灯に映し出されたもののような気がします。

宮沢賢治の魂に触れる本
銀河鉄道の夜 (画本宮沢賢治)



中古価格 ¥ 12

発売元:パロル舎  発売日:1984-09
  

仏教的思想 評価
「銀河鉄道の夜」は、短編小説を得意とする宮沢賢治による最大長編小説であるが、残念ながら未完の大作と言われており、実際に本書でも「この間原稿五枚分なし」などの記述があることからもその未完成ぶりがうかがえる。
とはいうものの、この長編には著者の思想が大いに反映されている。
宮沢賢治の作品を通じて言えることだと思うが、他では聞いたことがないような「独特な比喩表現」と「生と死」を扱うテーマが印象的。

生と死、友情、永遠と刹那 評価
「銀河鉄道」の楽しみ方はいろいろ。
小説を黙読するのもいいけれど、声に出して読んでも面白い。
絵本でも素敵なものが出ているし、猫のアニメ映画も素敵だ。
そして、朗読されたものを聴くのもまた、自分で読むだけではわからなかった新しい発見があったりして、とても素敵なことだ。
岸田今日子さんの朗読が収録されたこのCDは、二枚組で合計二時間半と、かなり長い。





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