ガンバとカワウソの冒険 (講談社文庫)
中古価格 ¥ 93 残り5個
発売元:講談社 発売日:1993-10
考えさせられます 評価:
前の二作、「冒険者たち」、「グリックの冒険」がポジティブなストーリーだったのに対して、こちらは自然破壊などのテーマが色濃く、ネガティブともいえるストーリーになっています。
ですが、その重いテーマをモチーフにしつつ、説教くさいことはありません。
こういう現実なんだよ、という提起をしておいて、その後はガンバたちと一緒に、どうしたらいいのかを自分の頭で考えていく。
日本から狼が姿を消して、すでに100年以上経つ 評価:
著者は巻末に、ニホンカワウソが辛うじて生息している事を、付記した。
本書の刊行が1982年・・・まだカワウソが生きていることを、誰もが確信できた時代だった。
現在、生息は未確認とされ、絶滅したとの見方もある。
■カワウソ属ニホンカワウソ■最終目撃例 : 1979年/高知県須崎市■絶滅危惧1A類(環境省レッドリスト)この本を読んでほしい。
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