仕事、職業の本、絵本の本、紹介、関連書籍、安売り価格

子どもにかかわる大人の生き様がわかる本　評価：

子どもにかかわるさまざまな仕事が紹介されています。
助産師、保育士、教師、小児科医など、一般的にイメージしやすい職業だけでなく、学童クラブ指導員、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、そして不登校の子どものためのフリースクールの先生、家庭裁判所調査官、いじめや虐待の相談にのる弁護士など、学校内外で子どもを支える人たちが登場します。

高校生の娘に、読ませます！　評価：

石井先生の人生経験がとても興味深く、ぜひ高校生の娘にも読ませたいと思う作品でした。
私が就職した時代も、就職率はいいものの、女性の社会進出はいまよりは難しく、総合職や結婚退職が一般的でした。
ですので、それよりも更に困難な道を越えてきた石井先生はすごい方だと思います。
女性は仕事向きに躾けられていないというお話にはどきっとさせられると同時に、なるほどと納得しました。

照明デザイナーのかっこよさ　評価：

敗戦直後の日本にあって自らの進むべき道を考え続け、自分が本当にやりたいことを見つけることができた石井さんの人生はとてもかっこよく、ぜひ学生の方に読んでいただきたい作品です。
照明デザイナーという新しい職業を日本に紹介して、女性の社会進出を促しつつも、女性の働く上での長所・短所も自覚している人はこの方以外にいないのではないでしょうか。

対象年齢が絞り切れていないのかも　評価：

アニメ・ゲーム業界の仕事についての紹介であるが、フリガナ付きであり、目次にも「小学生でも入学できる～」とあり、対象年齢は小学生のようにも思える。
ところが、一つ一つの章やコラムの内容は、業界で働くポジションについてであり、各々の職業人としての側面をインタビューなどで紹介するものである。
小学生では、このような「職業人的意識」というものの理解は苦しいのではないか。
もう少し具体的に「作られているものやその過程」ということにフォーカスしたほうが良いと思う。
社会の職業（業界の中のポジション）としての紹介と、アニメ・ゲームの製作工程を並行して紹介するという作りはスタンダードな作りであるが、対象年齢の設定と、具体的な文章・構成がずれてしまっている感じである。