伝記１の本、紹介、関連書籍、安売り価格

障害者は生活圏が狭くなりがちな中、大変な活動家　評価：

久しぶりにポプラ社の伝記に手を伸ばす。
とかく障害者は生活圏が狭くなりがちで、障害者の保護者の多くは我が子の死を見届けることを使命と考えている。
そんな中で私が最も敬意を表したいのは、サリバン先生の死後のヘレンが、航空輸送網も障害者向設備も整備されていなかった時代に、日本をはじめ世界を旅し平和を訴え続けていたことだ。
これには育ての親であるサリバン先生の功績も大きかったと言わざるを得ない。
さて、上記の活動的な姿に似合わない経歴を感じるところが、本書でも紹介されている。
30代の頃、既に永年別居していた筈の産みの親に、結婚を反対され故郷に連れ戻され隔離された生活を送っていたのだ。

障害者は生活圏が狭くなりがちな中、大変な活動家　評価：

「目とか耳とか声が戻ったのがおもしろかった。
目も耳も利かないのに、ビーズでネックレスなどを作っているのがすごいと思った。
」小学校2年生の娘が読んだ感想です。
海外在住で、日本語の本に触れることが少ないため、このような感動を呼ぶ伝記は大変とっつきやすく楽しいようです。

初めて出会った本　評価：

女性でノーベル賞を受賞した、マリア・スクロドフスカことマリー・キュリー。
これは小学生の時に読んだ本なのですが、何度か読み返しました。
『物理実験器具』など難しい言葉が出てきますが、その部分をよーく考えると、何となくわかるんですよ。
しかも、マリアの家は貧乏です。
家で塾をやったり、自分自身も大きくなるにつれ家庭教師を進んでやりました。
そんな時、姉のブローニャがフランスのパリに行く事になり、マリアは姉にお金を振り込み続けます。
本当は自分自身だって行きたいはずなのに…。
そんな娘のマリアを見かねて、父親が、彼女もパリに行かせてあげる事にしました。

すごく分かりやすくて勉強になりました　評価：

エジソンはわたしたちの身のまわりにある物の中で、たくさんの物を発明したのですごいなぁ、と思いました。
「メリーさんのひつじ」の曲と「ハロー」と言うあいさつも、エジソンが作ったなんて、びっくりしました。
やっぱり、伝記はおもしろなぁ、と思いました。
同じシリーズの伝記を、もっと読もうと思いました。

大変読みやすい！　評価：

4年生の子供に購入しました。
絵や詩が挿入してあり、文章もわかりやすいです。
文章部分は、１０の見出しがあり、それぞれが10ページほどの内容になっていて、子供がちょこちょこと読み進めるのに丁度よい長さになっています。
巻末の物知りガイドでは、賢治の童話の紹介や、写真、クイズなどがあり充実した1冊だと思います。

ナイチンゲールに負けない素晴らしさです　評価：

病院の院長をつとめている父から常々聞かされたことですが、この伝記の舞台となった１９世紀は、医師が動物の解剖をして血まみれとなった手を、そのまま平気で患者の傷口に突っ込むほど、消毒や衛生の知識がなかったということです。
しかも、当時医師は男性のみと定められていたために、患部をみられることに死ぬほどの恥じらいを持つ女性たちが、治療を拒んで落命することが後を絶ちませんでした。
まさに、時代は女性医師を必要としているということに目覚めたエリザベス・ブラックウェルは、医学校へと入学します。
容赦ない女性差別や、普通の人ならば１時間と我慢ができないであろう劣悪な医療現場などでの試練を戦い抜き、よくぞ医師の資格を勝ち取ったものと、ため息が出るというよりほかはありません。

涙がでます　評価：

書店で平積みしてあって表紙に惹かれ手に取りました。
なんとその場で一気読み、しかも泣いてしまいました。
オードリーの映画は「ローマの休日」と「ティファニーで朝食を」くらいしか見たことがなく「日本人が大好きなおしゃれな女優さん」な認識だったのですが。
こんな胸打つ人生だったとは；ひとことで言えばとても真摯な人。