サンタさんに会えたら良かったのにね 〜リタとナントカのドタバタクリスマスです。 評価:
喧嘩する程仲が良いフランスの凸凹コンビのリタとナントカの絵本の5冊目はクリスマス編です。
ボーッとしていたら気がつくと今日はクリスマスイブでしたので、リタとナントカは「いそげ、いそげ!」とあわてて準備を始めるのでした。
ナントカは自分では欲張りではありませんと言いながら、いざしゃべりだすと全く止まらなくなって際限なくどんどん増えて行くのには笑っちゃいますね。
それからこのふたりが何かすると結局は決まって追いかけっこをするドタバタ調になってしまうのがおかしいですよね。
さて、今回の結末はちょっとした謎で、サンタさんが来てから外へ出て行ったと思ったのはリタの想像なのか、胸から下の辺りからしか書かれていないパパとママが活躍したのか、はっきりしませんが、まあ要は読み手がこうだと思う通りに解釈すれば良いのだと思いますね。