原田泰治の本、紹介、関連書籍、安売り価格

1レビュー　評価：

もともと原田さんの絵は、日本の現風景を素朴にとらえて大好きである。
それを33人が、それぞれの立場で好き勝手なことを言いながら、結局は絵も、実際の風景もこころの故郷としてみんな失いたくないのだと思うと涙がでるほどうれしかった。

外部記憶装置。夕焼けの色、薄暮の山の色、とにかく色が映える　評価：

子供にとって生まれて初めての、一人でばあちゃんの家に行く話。
それはもう冒険だ。
そして、こんな美しい風景の中で刻まれるその想い出は、まるで自分の追想体験のようだった。
ふるさとがある人も、都会に生まれた人も、元々田舎に住んでいる人も、自分の大事な場所が同じように彼の目を通して見えるはず。
絵は原田さんらしい、野に咲く名も無い花の美しさがあり、色使いも紅葉に映える赤い屋根など凄く綺麗だ。
そして原田さんの描く古い家、古いバス、古い国鉄はいつも心を和ませる温かみがある。
ところで06年5月1日「クローズアップ現代」のテーマに“日本の風景が消えてゆく”が挙げられた。

内容説明　

いなかのばあちゃんの家にあそびにいった、けんじ。
村まつりやどんぐりひろい、丘の上でのおにぎりの味・・・わすれられない山のおみ

内容（「BOOK」データベースより）　

いなかのばあちゃんの家にあそびにいった、けんじ。
いとこのひでくんととこちゃんにつれられて村まつりにいったり、どんぐり山でドングリをポケットいっぱいひろったり、丘の上で大きなおにぎりを食べたり…わすれられない山のおみやげが、たくさんできました。
こころあたたまるふるさとの風景、ひとびとのくらし。
―画家・原田泰治が「日本のふるさと」を描く絵本。