谷川俊太郎の心に染み入る詩集の紹介,評価,安売り価格

内容紹介　

谷川俊太郎さんの詩「うんこ」が絵本になりました。
うんこってなんだろう？　汚いもの？　嫌われもの？　でも、ないと困る！ 自分のなかから出て来る、この不思議な存在。
絵は、『そのこ』『しんでくれた』で、谷川俊太郎さんの詩を描いてきた塚本やすしさんです。

出版社からのコメント　

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おいしそう　評価：

ごはんやミートボールには立ち上る湯気。
いちごはつややかにみずみずしく。
ポテトサラダはほくほく感。
みているとおいしそう！と思わずひきこまれます。
お弁当の中身はもちろん、それが詰められる前のフライパンやまないた、盛られた皿なども、とても質感のある美しい本です。
チラシの写真でもなんでもパクッと食べ真似をするわが子には大ヒットでした。

おべんとうを楽しみにする子供に最適　評価：

内容はご飯を詰めて、その後順に卵焼きやウインナーなどを詰めていくといった単純なもの。
弁当を持参する幼稚園児などに読み聞かせしたら、楽しいと思う絵本。

自分の気持ち、人の気持ち。　評価：

二人の男の子が、おもちゃの自動車のとりあいをしています。
取り上げた子は嬉しそう。
取り上げられた子は泣いています。
自動車を取り上げた子が、お母さんに連れられたのは病院でした。
注射をされた男の子が泣いていると、女の子が見ています。
なにやらバツが悪い場面です。
次のページでは、お父さんとお母さんが言い合いをしています。
ひとり泣いているお母さん。
夜、男の子は悪夢にうなされます。
その後、何事もなかったようにいつもと同じ朝がきます。
お父さんの顔を覗き込む男の子が可愛らしく描かれています。
ここまで、文字は一つもありません。

自分の気持ち、人の気持ち。　評価：

月刊誌かがくのとも108号のハード化。
谷川さんの絵本作品としては、22作目。
かがくのともに限っては6作目にあたります。
幼稚園で、月間目標が”からだ”についてだったとき、よく読んでもらっていたようです。
しかしこの本は字がほとんどありません。
ですから幼児なりに考えるわけです。
”きもち”とは何か。
友達のミニカーをけんかして手に入れたこと。
長谷医院へ注射をしにいくこと。
お母さんがお父さんにしかられて泣いていたこと。
夢で海に投げ出されたこと。
そして友達やお父さんお母さんはまた仲良しになって…内容がやや抽象的で、ポップな本ではありませんが、長さんファンは見る価値ありかと思います。

下から読むとタンポポ　評価：

詩って音楽だなーと感じることがあります。
意味がわからなくても、体で覚えてしまえば、ふと心に浮かんで、貧相な自分の想像力を豊かにしてくれるような気がして。
大人になったら、ぽぽんた？何で?と思わないけれど、我が家の子どもたちは瞬時に「あっ！下から読むとタンポポ！」とてもうれしそうに教えてくれました。
夏休みの自由研究に詩を覚えると張りきっています。
我が家の一番人気は『おれはかまきり』です。
子どもたちはかまきりを見るたび「きまってるよー」とつい声をかけています。
大人も子どもも楽しめる一冊だと思います。

眠る前のお話の代わりに　評価：

あまり興奮させたくないとき、ゆっくりたくさんの話を聞かせる時間がないとき、「おーい、ぽぽんた」もってきて。
と子供に言います。
『どの詩がいいの？』たずねると、上のお姉ちゃんがすきなのは、「ねこふんじゃった」「きりなしうた」妹がすきなのは、「おねえちゃん」「わからんちん」私がすきなのは「木」そのうちに、短歌や俳句にも関心をもってくれるといいなあ。

20年来の心の支え　評価：

大好きだった女の先生に転校が決まった時に頂いた本です。
当時は子供だったのでよくわからず、絵が迫力があって怖いと感じていました。
けれど、中学生くらいになって再び本をひらいたときすいこまれるようにして読みとおしました。
以来、もっとも大切な本の一つです。
一人で声をだして読むと何度でもゼロの自分に戻してもらえる気持ちになります。

大好きな詩集。　評価：

平易な平仮名が、驚くべき意味を持って目から耳から脳に届くような、そんな力がある詩集です。
平仮名だからこそ、重厚、そんなことがあるんですね。
リズムの繰り返しも心地よく、谷川さんがどれだけ日本語のプロなのか、しみじみ感じ入ります。
子供が生まれたら是非読み聞かせたい、でも読みながら自分が泣いてしまいそう。

日本語の美しさ　評価：

英語の絵本を読んでいると、その響きの良さに感動することがよくある。
日本語の絵本では、なかなか出会うことがなかったが、これこそまさに、日本語の響きの美しさを堪能する本だと思う。
頭韻、脚韻などが面白い言葉遊びなので、そのまま読んでも楽しいが、ちょっと大きな子向けには「『か』を抜いて読んでみよう」と言った風にゲーム感覚にしても楽しめる。

ゆうまでもなく，すばらしい　評価：

谷川俊太郎詩，瀬川康男の挿絵のことばあそびうたの続編続編だとかなり質が悪くなるのだが，そんなこともなくやはりすばらしい本になっています．それが証拠に手元の本は３３刷！ですので如何に皆に愛されているのかがわかります．後付けにこの本の英語題が載っているのですが"WORD GAMES '２"とは確かに昔のゲームのような素朴な楽しさがあります．

商品説明のレビュー

   1973年に出版された『ことばあそびうた』から、8年の歳月を経て出版された続編が本書である。
「かなかな」「みのののみ」「かえる」など、軽快でおもしろい「ことばあそびうた」が前作と同じく15作、収められている。
かえるかえるは みちまちがえる むかえるかえるは ひっくりかえる きのぼりがえるは きをとりかえる とのさまがえるは かえるもかえる かあさんがえるは こがえるかかえる とうさんがえる いつかえる    このひらがなだけで書かれた「ことばあそびうた」のおもしろさは、声にだしてこそ。
「ことばあそび」を覚えはじめるくらいの子どもになったなら、きっと何も言わずとも声にだして大騒ぎをするだろう。

内容紹介　

スヌーピーコミックを初めて読む人に! 50年代よりぬきベスト集! スヌーピーは好きだけれど、コミックを読んだことがある人は少ないのではないでしょうか? 1950年~2000年まで新聞連載されたスヌーピーのコミック『ピーナッツ』。
その膨大なコミックからからセレクトした、1950年~1959年のおすすめのマンガを紹介しています。
初めてスヌーピーを読む人にぴったりの、面白くてかわいい人気のコミックをご堪能ください。
チャーリー・ブラウンに生意気な態度を取るスヌーピーや、哲学的な発言をするライナスなど、 個性的なキャラクターたちに思わずクスッと笑ってしまいます。

内容（「BOOK」データベースより）　

1950‐1959年のおすすめコミックを収録!!初めてスヌーピーを読む人に。
よりぬきベスト版。

待望の一冊　評価：

五年前、たまたま朝日新聞夕刊に谷川さんの詩が載っているのを読み、あまりに自分の心境と重なることに驚き、その時からいつかこの詩が本になる日が来てほしいと思っていました。
その時、私の心をとらえた詩が、「彼女を代弁すると」でした。
年月を経た今でもとても大切にしたい詩です。
「捨てたい」「午前四時」「一心」など、他にも素敵な詩がたくさんあります。
あなたの大切な一編の詩が、きっと見つかると思います。

こころの色合い」　評価：

朝日新聞に掲載しているころから、毎月たのしみにしていました。
ときには、やさしく、ときには、残酷にこころを表現してくれる、谷川さんの表現が大好きです。

心に染みる　評価：

素晴らしい詩集です。
簡潔につづられた言葉はとても鮮やかで澄んでいて、自然体で嘘がなく、水のように心に染みこんできます。
ごく小さな子ども向けに書かれていますが、学生・社会人・ご年配の方まで、かつて子どもだったことのある人ならば年齢など関係なく感動できる作品だと思います。
大人だからこそ感じることもあるでしょう。

「吐胸をつかれる」し、「持ち重りがする」詩集　評価：

丸谷才一氏が朝日新聞連載の「袖のボタン」で、レビュータイトルにある形容を用いて絶賛していました（なかの一篇『ほん』をとりだしてです）。
それらの形容について私は電子辞書で意味を調べました。
漠然としかわからなかったからです。
でも日ごろよく読んでいる人は感覚的にわかるはず。
とはいえ自分からは使えない表現ですね。

優しい気持ちにしてくれる　評価：

優しい詩に、癒されます。
鋭い詩に、ドキっとします。
背中を押してくれる詩に、エネルギーをもらいました。
＜歌っていいですか＞の一部です。
歌っていいですかこの世のすべてにあなたが背を向けるとき歌っていいですか愛をあなたとそして私自身のためにこの本で、谷川さんを知ったのですが、すっかりファンになってしまいました。

新しいまま古典になる理由　評価：

「詩を書く」「詩を読む」「詩を考える」。
。
世界でたった一人、詩を書くだけで生活している男、谷川俊太郎のほとんど自伝的な三部作。
どの項を読んでも呆れるほどモダンだ。
「コンピュータで辞書をスキャン」なんて一節が現れて、「ああ、これは比較的に最近の。
。
」と読み終えて執筆年を見れば1973年である。

詩とは、言語とは、人間とは、僕たちは何者？　評価：

ホトンドが、谷川俊太郎さんの随筆です。
長い・短いとりまぜ、多くの随筆からなります。
最後に少々、おまけで、解説があります。
内容は、筆者が詩をどのような手法で書くのか、詩とは何か、なぜ詩を書くのか、言語とは何か？現代の言語の状況、言語と人の関係は？どのような考えで作品を作ってきたか、などです。

すっと明るい光が心に差し込む詩集　評価：

大切な詩集の一つ。
装丁も美しい。
「みなもと」「朝のリレー」「愛」「生きる」など特に好きな詩は、字を追って読むというより、何度も何度も声に出して自分の心に落としていく。
谷川俊太郎さんの詩を読むと、ふっと違う空間にいるような感覚になる。
慌しい日常の中で、こんな時間が何より貴重。

心の中の宝物　評価：

チャールズ・M・シュルツ氏が描いたこのコミックには、夢・友情・思いやり・勇気・感謝の気持ち・ユーモア・しあわせ・未来等、私たちが心の中でとても大切にしている宝石が、ぎっしり詰まっています。
主人公のチャーリー・ブラウンやスヌーピー、そして、彼らの仲間達のごく日常の会話は、時に学校の成績や恋の悩み、人の生き方や失敗談、時に想像力の翼をはばたかせた未来への希望など、あらゆる方面へ拡がります。

PEANUTSとの出会い　評価：

キャラクター商品などで、幼い頃からSNOOPYに馴染みはあったものの、初めてPEANUTSを読んだのがこの本です。
しかし、コミックをそのまま読んでも、よほど深読みできる人でないと、初めてではこの奥深さはわかりにくいと思います。
でも、この本であれば、英語ならではの面白さや、キャラクターの特徴的なセリフなど、初めての私にもわかりやすく解説されてあり、PEANUTSを読んだことのないひとにぜひ読んで欲しい本です。

ピーナッツ・ファン、スヌーピー・ファン必読！　評価：

コミック「ピーナッツ」新聞掲載５０周年を記念して出版されたこの本は、過去５０年間のコミックを厳選して掲載しています。
年代ごとにコミックはもちろん、作者シュルツさんがコミックを書いた裏話、読者の反応、キャラクター誕生の秘話、ピーナッツ・アニメの話なども書いてあり、スヌーピーが好きな人、コミック「ピーナッツ」が好きな人には必読の一冊です。

こんな「訳」を待っていました！　評価：

海外文学・コミックが大好きな方達にとっては、好みの「訳者」さんの存在・力量は、非常に重要だと思います。
私個人としては、この本の三好さんの訳がとても好きです。
(この方の訳で、海外で出版されている、ピーナッツの全集が出たらすごく嬉しい！)赤毛のアンの村岡花子さん、くまのプーさんの石井桃子さんに匹敵するほどの名訳のピーナッツBOOKだと思います。

ハッピーエンド　評価：

孤児が幸運をつかみながら、それだけではなく、努力によって得ていく人間性。
最後はハッピーエンド。
学園で起こすどたばた喜劇。
ps. 原作のDady Long Legは、足長お父さんという意味ではないだろうか。
挿絵のかわいさも原作の重要な一部だった。
あしながおじさん(dady long leg)が好きなら、 続（dear enemy：拝啓敵さん)も気に入ると思う。

訳・挿絵・解説とお買い得な一冊。　評価：

『あしながおじさん』、小学３年生か４年生の頃にこの訳で読みました。
読んだ当初は翻訳の良し悪しなど考えたことがなかったのですが、大人になった今、最初に出会ったのがこの訳で良かったと思います。
下訳をした方がいたのかどうかはわかりませんが、谷川俊太郎の言葉のセンスが随所に光っているのが感じられます。

20世紀を代表する英米児童文学　評価：

本作品は1912年にアメリカで発表された。
また色々な訳が出版社から出版されているが、本書は教科書にも使用された『スイミー』を訳した谷川氏によるものである。
きっと本書を手に取る人は、「あしながおじさん」の正体を知りたいと思いつつ、またそれが結末で明かされることを期待しながら読むことであろう。

10代の子ども達向け　評価：

「少年詩集」というように、小さい子向けではなく、10代の子ども達向けの詩です。
小学校5,6年から中学生とか高校生とか。
この中の「卒業式」は、小学校の卒業生に向けて、はなむけに母親たちが読み聞かせで読みました。
とても良かったです。
先生たちにも涙ぐんでました。
子ども達も、真剣に聞いていました。

大人が読みたい詩　評価：

この本の中に「卒業式」と言う詩がありますが、季節柄じ～んときました。
（私の子供はまだ卒業ではありませんが)子供本人よりも、子供を持つ親が子供の卒業式によんだらよいかなと思う詩です。

いくつになっても新鮮な気持ちで読めます　評価：

表題の「てつがくのライオン」を紹介した本を読みました。
小学校か中学校でも読んだ記憶はあり、思い出してきちんと読んでみたくなってこの本を開いてみました。
登場する生き物が、みなまじめに悩んだり、喜んだりして生きている。
そのまじめに悩んでいたりするところが微笑を誘います。
「ひぐま」は「どうなったんだろう」と想像すると少しかなしく、「へび」は励ましてあげたくなり、「スピッツ」なんて。
。
笑ってごめん！と言っても笑ってしまう。
喜怒哀楽、いろいろな種類の詩があるのですが、どれも明るすぎず、暗すぎず、きちんと受け止めたくなる詩ばかり。