藤城清治の美しい影絵の世界の紹介,評価,安売り価格

ゴーシュは患者さんを診ながら研究に励む私の同僚たちみたい　評価：

ゴーシュは演奏会を前にして指揮者にもっと練習するよう厳しく言われます．家に帰って，毎晩セロの練習をしようとするのですが，そのたびに，ネコだのタヌキだのカッコウだのがやってきて，ゴーシュはその相手をしているうちに朝を迎えてしまうのです．私のまわりにもたくさんのゴーシュたちがいます．脳外科医としての専門医試験の受験勉強や，自分の研究仕事を仕上げようと思っていても，受け持ちの患者さんの容体が急変したり，新しく急患が飛び込んできたりして，結局は朝を迎えてしまう．でも，若いお医者さんたちは，患者さんとの対応にもまれながら毎日を過すことによって，臨床研究を行う上で大切なことを学ぶのです．それが研究活動を行う上での大切なヒントになることもあります．ゴーシュはタヌキからリズムの取り方を自然に学んでいます．カッコウからは調律や情熱をもって歌うことの大切さを学びます．そうして演奏会の本番では見事に役割を果たし，最後のアンコールでは突然の指名で独奏するのでした．その曲は，ネコをいじめるために選んだ「インドの虎刈り」という激しい曲．そうして観客の拍手喝采！賢治は農民たちが厳しい生活をしながら芸術を学ぶことの大切さを訴えたかったのでしょう．この本は絵も美しいので特にお薦め．

手頃な値段の画集　評価：

最近の作品を中心にたくさんの絵がカラーで載っています。
但し、所々昔の絵が白黒です。
個人的に「秋色のメルヘン」が無かったのが痛いです。
また、大きく載せてほしい絵に限って少し小さめだったり、不満点もあります。
もしお金に余裕があるのであれば、「光あれ、影あれ」の方をお勧めします。
手頃な値段で日頃ちょくちょく眺める画集としてはお勧めできます。
一番気に入ったのは「フェニックス（2011）」です。
これはいつか購入したいです。

影絵そのものだけで、力強いメッセージが伝わる影絵集　評価：

藤城清治さんの影絵聖書画集は、1995/07に同じ出版社(いのちのことば社)から『聖書のおはなし』として発行されており、今回の聖書画集と同じ影絵も掲載されているのですが、前回の本より、今回の方が文字の部分が少なく影絵そのものだけで聖書の物語が伝わってくる強いメッセージを感じます。
前回よりも全般的に、小ぶりな本になったと感じますが、藤城清治さんの影絵からのメッセージは逆に強くなったと感じます。

影絵がファンタスティックで、色合いに魅了される　評価：

聖書のよく知られた場面に題材を取った１５枚の影絵の作品集。
見開きの左に影絵が配され、右に聖書の言葉、漢字にルビがつけられた日本文に英文が併記されています。
薄い冊子ですが、本はグローバルですね。
影絵はファンタスティックであり、中間色の色合いがすばらしい。
エジプト絵画のように、横顔の中の正面を向いた大きな目が印象的です。

光と影の夢幻の世界　評価：

いつだったか立ち寄った書店で偶然藤城清治さんの展示会を観て以来、ずっと欲しかった画集です。
高額ですが、装丁や印刷の再現力は素晴らしく、制作年度順に並んだ影絵はいずれも美しく感動的です。
1950年代から2000年までの影絵が一ページに一作品、または２、３作品と掲載され、巻末にはそのすべてに御自身による解説が付いています。

ぬくもり溢れる画集です。　評価：

藤城清治さんの版画には、自然への愛、音楽への愛が溢れています。
木々の葉一枚一枚を自分で切り抜く、気の遠くなるほど精密な作業の果てに生み出された影絵の数々は、言葉では言い表せないような美しさを持っています。
「光と影の詩人｣という名にふさわしい、暖かな光を誰よりも愛している影絵作家だと思います。

美しい影絵と物語☆　評価：

藤城清冶さんの影絵が素敵な１５の物語と共に楽しめます。
物語もすごく読んでいて心に残るようなものばかりなのですが、ページをめくる度に現れる美しい影絵には思わず見入ってしまいます。
タイトルにもあるように、お母さんが子供に読んで聞かせてあげるのにふさわしい本だと思いますが、大人も十分楽しめる世界がこの本にはつまっていると思います。

お勧めです！　評価：

藤城清治さんの影絵の大ファンです。
絵を見ているだけでうっとりする、画集のような本です。
プラス、お話もどれも大人が読んでも楽しめるものばかりです。
小学低学年の子供の寝る前の読み聞かせに毎晩１話ずつ読んでいますが、長さもちょうど良く、お話もとてもよくまとまっています。
子供も毎晩とても楽しみにしています。

発売元のレビュー

なつかしい感じのする絵と、イイ話。
ぜひ、お子様に読んであげて下さい。

発売元のレビュー

2020年　藤城清治カレンダー「遠い日の風景から」 影絵フィルムカレンダー。
毎年人気のカレンダーですが、今年も素晴らしい内容になっております。
2ヶ月毎に変わる影絵の幻想的な雰囲気をご堪能下さい。
ギフト対応もしております。

特徴説明

2020年藤城清治フィルムカレンダー「遠い日の風景から」
13枚綴り（表紙-1枚、フィルム-6枚、カレンダー-6枚 /日曜始まり）
カレンダーの大きさ（縦745mm×横504mm）
フィルムのサイズ（縦470mm×横504mm）
箱入りで、ご贈答やプレゼントに最適です

発売元のレビュー

藤城清治が創り出す幻想的な世界。
この商品はフィルムカレンダーです。
日本郵便の定形外郵便で発送します。
追跡サービスはありません。
ご了承ください。
日・祝日は発送できません。

特徴説明

サイズ：B/2切・７枚（755x504m/m）
用　紙：表紙マットコート・本文ケント・ポリエステルフィルム

その動機はあくまでも信仰、なのでは‥　評価：

藤城清治の影絵はもう世界的だとかんがえている僕ですが、信仰の人としては勿論どんな方かは知りません。
しかし色々と藤城さんの画業を辿っていくとその深くやさしい信仰の姿がおのずと伝わってきます。
――――大判の見開きに原画のタッチを伝える印刷もまあまあだし、何といっても写真とはちがって、画家の“見たまま・感じたまま”が絵画の真価なわけで、その静けさ、クールさが僕にはひじょうに印象に残りました。

発売元のレビュー

一條の光を求めて。
影絵で描く旧約聖書創世記の壮大な物語。
天地創造、アダムとエバ、カインとアベル、ノアの方舟、バベルの塔など33点を納める。

挿絵がなくても　評価：

絵本中心の読み聞かせから、そろそろ、お話中心にしたいなと思っていたところ、出合った本です。
まず、目次に、読み聞かせ用の目安時間があるのがいいですね。
短いものから、子どもの反応を見ながら、読んでやることができます。
また、扉裏に地図がついているのも良いですね。
このお話は、どこの国の、どの民族のお話か、地図を見ながら、子どもと話しが膨らみます。

子供が眠る前に　評価：

息子に寝る前、毎日一編この本のお話を読んで聞かせようと思っていましたが、おねがい、もういっこよんで！つぎ聞いたらねるから！とせがまれ２、３編読まされていました。
布団から目だけを出して、一生懸命耳を傾けている姿は、息子が私の手を離れた後に残る宝物だと思います。
矢崎源九朗の文体の美しさが際立つ、私が知っている中で最も質の高い民話集です。