はてしない物語、ネバー・エンディング・ストーリー、ミヒャエル・エンデの本、紹介、関連書籍、安売り価格です。そのほか、新刊、新書、中古本、古書があります。また、書籍案内、紹介、読書感想、レビュー、評価,批評,比較、良書、おすすめ、推薦本、推薦図書もあります。  

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデの本、紹介、関連書籍、安売り価格


はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
ミヒャエル・エンデ生誕九〇年記念版 鏡のなかの鏡: 迷宮

新品価格 ¥ 5,280

中古価格 ¥ 5,429 残り7個

発売元:岩波書店  発売日:2019-10-25
  

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
魔法のカクテル (岩波少年文庫)

新品価格 ¥ 836

中古価格 ¥ 636 残り8個

発売元:岩波書店  発売日:2019-10-17
  

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
魔法の学校――エンデのメルヒェン集 (岩波少年文庫)

新品価格 ¥ 836

中古価格 ¥ 353

発売元:岩波書店  発売日:2017-01-18
  

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
ものがたりの余白 エンデが最後に話したこと (岩波現代文庫)

新品価格 ¥ 1,210

中古価格 ¥ 769

発売元:岩波書店  発売日:2009-11-13
  

エンデの魂に触れる体験 評価
死後に編まれた本(特に、この本のようにインタビュー集となると)というのは、独特の意味付けを持ってしまう。
本の中で話している当人が、もうこの世にいないということは一種の感慨を呼び起こすし、そのため一つ一つの言葉が、洞窟の中で話すときのように、何十もの反射をもって、深みのある響きになってしまうように思う。

芸術家とは 評価
彼はルドルフシュタイナーに思想的に影響は受けているけれども、芸術に関してはシュタイナーとは意見を異にすると語る。
興味深い言葉でした。
「ひとことで言えば暗黒が欠けている」とエンデは語ります。
私もこれは10年くらい前に、はじめてシュタイナーを読んだり、様々な宗教書だとか、精神世界ヒーリングアート、ミュージックなどを聴きつつ漠然と感じていた、違和感と共通する考えのようでした。

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
自由の牢獄 (岩波現代文庫)

新品価格 ¥ 1,144

中古価格 ¥ 667

発売元:岩波書店  発売日:2007-09-14
  

探し求める。。自由。 評価
8つの不思議なお話がぎゅぅっと詰まっている珠玉の一冊です。
現実にはありえない空間なのに”その人”には確実に存在する場所。
それは、絵画の中だったり、建築物の中だったり小さな車の中だったり、、いろいろです。
ある人はそれを求めて彷徨い、ある人は自分では望んでいない(と、自分では思っている)のにポンとそこに放り込まれてしまう。

永遠のこどもの友人にして遊びの達人 評価
郷愁、遠近法、錬金術、ナチス、鎮痛薬、創世記、アッラー…、エンデの懐の深さを体感できる8話。
田村都志夫さんの邦訳もいい。
ただ、“話”と表現して差し支えないかどうか。
手紙であったり、語り部がいたりと形態さえさまざまである。
ことば遊びであり、思考の遊びであり、イメージの遊びでもある。

閉じた世界がとても切ない 評価
『自由の牢獄』。
冒頭の「遠い旅路の目的地」から「道しるべの伝説」まで。
始まりと終わりが円環をなす。
そこには希望も絶望も恐らくは、ない。
叫ぶわけではない。
笑いかけるわけでもない。
けれどもそれは深く胸の奥の、遠い昔の何かを強く刺激する。
刺激されているものが何なのか、それはわかる。

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
モモ (岩波少年文庫(127))

新品価格 ¥ 880

中古価格 ¥ 309

発売元:岩波書店  発売日:2005-06-16
  

モモがプレゼントしてくれた時間の秘密とは? 評価
本書は児童文学なので語り口は非常に優しく、テンポのよい冒険物語となっている。
けれど、冒険物語から問いかけられるものはなかなか難しい。
効率性が追求される現代社会の姿をアメリカの社会学者ジョージ・リッツァーは社会の「マクドナルド化」と呼んだ。
近代以降の合理性の拡大(効率性や計算可能性の追求)の結果、社会全体がまるでマクドナルドのようにマニュアルで制御され、時間の無駄を省き効率よく運営されるようになった様をこの言葉はあらわしている。

現在進行形の物語 評価
幼少時に読んだこの本を、改めて文庫で読んでみました。
子供の頃はただのファンタジーとして読んでいたこの物語も、「エンデの遺言」を読んだ今になって読むと、まるで違った印象を持ちます。
この物語を通じてエンデが伝えたかったこと。
この物語の「時間」は文字通りの"時間"であると同時に現代社会の"お金"であり、「時間貯蓄銀行」は現在の中央銀行制度そのものであり、「灰色の男」達は物語の登場人物ではなく、私達の見えないところに確かに実在しています。

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)

新品価格 ¥ 1,276

中古価格 ¥ 206

発売元:岩波書店  発売日:2001-01-16
  

ここはどこ? 評価
世界を秘めた一冊です。
中学三年生のときに初めて読んでしまい、ショックを受けました。自分の立っている地面が音もなくいつのまにか崩れていたように感じて、しばらく立ち直れませんでした。人によって感じ方は違うと思いますが、甘い本ではありません。自我が確立しないうちは手を出さないほうが精神衛生上よいかもしれません。話は、ミノタウロス伝説をベースに書かれていますが、そのことに気づくにも私は何年かかかりました。知識が増えるにつれ、深く見えてくる本なので、何回か時間をおいて読むことをおすすめします。

鏡の奥 評価
30の物語が連想でつながって1つの大きな迷宮を作り出している。
絵からのインスピレーションに基づくが、根底にはエンデの哲学が配置されている。
1つの言葉で語れるようなものではないが、あえて挙げてみると「待つ」ということかもしれない。
カフカの主人公のように待たされる。
何を、試験を、出番を、教師を、救いを、裁きを、破滅を、終わりを、帰還を、運命を古い屋敷に響く柱時計の音のように、物語のなかに「待つ」ことが刻まれてゆく。

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

新品価格 ¥ 836

中古価格 ¥ 235

発売元:岩波書店  発売日:2000-06-16
  

さすがに考えてます 評価
中身はもちろん面白いです。
全てを得た者が自分を見失いながらも追い求め、そして見出していく姿。
友情。
背景となるファンタジーの国。
人間の葛藤と想像世界、両方がしっかりとリンクしています。
子供には子供の、大人には大人の読み方ができる名作中の名作だと思います。
そして問題の現実と物語の境目は、ハードカバーが色を変えているのに対してこちらの文庫では、上部に模様を入れることで場面の違いを表現しています。

ずっと読んでいたい 評価
終わって欲しくない物語ってありますよね?私にとってはこの本がそうでした。
上下巻に別れていない、ハードカバーの方で読んだのですが、中学生にあがる親戚がいると、必ずプレゼントしています。
二つのお話が並行して語られる様は、後で村上春樹氏の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだ時、不思議な相似点を感じてしまいました。

商品説明のレビュー
   いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。
著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。
1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。
   デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。
ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。

はてしない物語 モモ ミヒャエル・エンデ
はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

新品価格 ¥ 3,146

中古価格 ¥ 1,345

発売元:岩波書店  発売日:1982-06-07
  

高価だけれどその価値アリです 評価
文庫本も出たんですね。
手に入りやすくなったという点で感激です。
しかし!ちょっと高くて厚くて、一見とっつきにくそうなハードカバー版ですが、思い切ってこちらをお勧めします。
というのも、本の装丁が素晴らしい。
立派な装丁で、この表紙が、物語中の本と同じになっている。
つまり、私たちも主人公と同じ本を読んでいる感覚に襲われ、自分まで魔法にかけられたようになってしまいます。

洗礼の書。魂まで届きました。 評価
実はエンデはこれ一冊しか読んでいないのですが、時を経て何度も何度も読み返しているので、次の作品に未だ辿り着いていません。
一生のうちにこんなふうに強烈に魂を揺さぶられる本に出会えるとは思ってもみませんでした。
わたしは主人公のように本の虫というタイプではなく、むしろ映像や音楽によって揺さぶりをかけられて来た現代に多いタイプの人間ですので、この感覚は全く意外でした。






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