ゼバスティアン メッシェンモーザーの本、書籍(和書/洋書/原書)の紹介,評価,安売り価格

素晴らしい傑作　評価：

りすとはりねずみシリーズの第三弾です。
恋したハリネズミを何とか応援しようとりすが頑張ります。
その応援の仕方が何とも微笑ましくてユーモアたっぷりで楽しいです。
またキャラクターの表情や仕草がとても生き生きしていて見ていて飽きません。
とにかく可愛いです。
驚くべき恋の展開にびっくりしつつオチがまた大変味わい深くていいです。
文章無しで絵だけで見せる部分も多く、その絵の素晴らしいこと！何度も「はっ」としました。
こんなに絵が物語を語っている絵本を初めて読みました。
とても感動しました。

もしかしたら飛べるかもしれない　評価：

デッサンが素晴らしい。
色味を最小限に抑えていて、それでてその色がいいアクセントになっています。
上手いというだけでなく、読み手に心地よさを与えてくれます。
飛べないはずのペンギンが何故空を飛ぼうとするのか。
話はやや強気。
しかし真剣に取り組む「わたし」にくっついてページをめくっていくと、もしかしたら飛べるのかもしれないという気になり、取り込まれ、やがて希望が確信となります。

こういう絵の魅力も触れておいてほしいです。　評価：

散歩の途中に出会ったペンギン。
空から落ちたという。
ホンマかいな。
で、飛ぶための訓練と努力が始まります。
非常にレベルの高いスケッチです。
余計なものは何もありません。
話そのものは、まじめで、少し滑稽で、ちょっと心が動かされるという、センスが前にでたものですが、そんなのは大人がそう思って感心するだけで、そんなこと気にしなくても絵の力がグイグイと見せていきます。

「ふゆは　どんなにきれいだろう……」　評価：

鉛筆によるデッサン画が、ナチュラルでありがらインパクトがある。
色鉛筆（？）、水彩で色を乗せた印象的な絵もある。
ストーリーがかわいらしくて、必要最小限のことばに代えて絵が語る。
雪を見たことのないリス、ハリネズミ、クマが、なんとか雪を見ようとがんばる姿がかわいくて、ちょっとナンセンスで、いいようのないおかしみがこみあげてくる。

すばらしい！！！！！　評価：

すばらしい絵本です。
動物と一緒に暮らしている方はそのしぐさが理解出来て笑いのつぼを刺激されるでしょう。

お、お月さま!　評価：

手持ち絵本の中で私が一番好きです(子どもはまだ理解できる年齢ではないので)。
全体的に文章は短く(「ぐりとぐら」より少なく「いないいないばあ」より多い)実写的な、ラフだけれど質感までわかる鉛筆描きに色鉛筆の彩色。
こんなに立派の本格的な絵にあんな笑いの落とし穴がっ!私は思わず子どもへの読書を中断し自分のために読んでしまいました。

About the Author　

Sebastian Meschenmoser was born in Frankfurt, Germany in 1980. He studied fine arts in Mainz, Germany. His illustrations were chosen from more than 2,700 entries at the Children’s Book Fair in Bologna, and he was selected as one of the most innovative new illustrators. As an accomplished artist with several exhibitions to his name, Sebastian Meschenmoser is among Germany’s most successful and admired young illustrators for children.