ロングセラー、長く愛されてきたムーミンシリーズの本、紹介、関連書籍、安売り価格

文庫本の官能的な手触りが良い　評価：

以前、このレビューを「私の知らないムーミンになって悲しい」と書きました。
でも、先日この文庫本を直接手に取る機会に恵まれ、印象ががらっと変わりました。
表紙の素材は何を使っているのでしょうか？ちょっとわからないのですが、触った瞬間うっとりするくらい気持ち良いのです。
そして私が持っている旧版もより、若干本の幅が薄い感じです。
中身は同じですが、この表紙の素材の「うっとり感」は、読書して久しぶり、いいえ、もしかしたら初めての官能的な手触りでした。
やはり本って実際見ないとわからないものですね。
前の方のレビューの通り、岩波文庫などで、函入りで売っている文庫のように販売したら、長く読み継がれるロングセラーになると思います。

想像以上に美しいBOX　評価：

まずBOXについて。
背表紙側が開いている簡易的な箱かと思っていたのですが、なんとちゃんとフタがついており、完全に文庫が収納される作りになっていました。
しかも壁紙のようなエンボス加工がされており、かなり高級感がありました。
文庫に関しては、カバーのみ限定のものに巻き替えてある様で(限定の帯つき)、中身は少し前にリニューアルしたものと変わりありません。
しかしヤンソンのイラストを大きく使ったマット仕様のカバーはとても魅力的で、限定と言わずこちらに再リニューアルしたほうがいいと思うくらいです。
ちなみに収録順は『小さなトロール…』が最後なこと以外はちゃんと執筆順になっています。

内容紹介　

2014年トーベ・ヤンソン生誕100周年!青い鳥文庫ムーミンシリーズが新装版で登場!!すてきなムーミン一家を中心に、ムーミン谷にすむ仲間たちの楽しい生活を描いた9つの短編集。
ムーミントロールの親友で孤独と自由を愛する詩人のスナフキン、空想力ゆたかなホムサ、おくびょうでなき虫のスニフ……。
国際アンデルセン大賞受賞作家トーベ・ヤンソンがえがく詩情あふれる楽しいファンタジー。
青い鳥文庫の大人気シリーズ「黒魔女さんが通る!!」の作者・石崎洋司先生の解説つき。

著者について　

1914年フィンランドの首都ヘルシンキ生まれ。
ストックホルムとパリで絵を学ぶ。
1948年に出版した「たのしいムーミン一家」が世界じゅうで評判となり以降「ムーミンパパの思い出」「ムーミン谷の夏まつり」「ムーミン谷の仲間たち」など、一連の傑作を書いた。
2001年6月没。
1906年鳥取市生まれ。
東北大学文学部美学科卒業。
元・日本女子大学教授。
主な著書に「北欧文学の世界」「アンデルセンの生涯」(毎日出版文化賞受賞)「山室静著作集」(平林たい子文学賞受賞)ほか、訳書に、アンデルセン、イプセン、ヤコブセンの作品や世界の昔話など多数。

内容説明　

ムーミンパパが家族と島暮らしを始めたお話毎日が平和すぎて物足りないムーミンパパは、ある日一家を連れて海を渡り島暮らしを始めますが、海はやさしいときも、厳しいときも。
自然との共生を綴った物語。

内容（「BOOK」データベースより）　

かわいいムーミントロールとやさしいママ、おしゃまなミイにすてきな仲間たち。
毎日が平和すぎてものたりないムーミンパパは、ある日一家と海をわたり小島の灯台守になります。
海はやさしく、ある時はきびしく一家に接し、パパはそんな海を調べるのにたいへんです。
機知とユーモアあふれるムーミン物語。

感動しました！　評価：

私は、講談社文庫のムーミントロールシリーズで、最初にこの作品を手にしました。
私が行った書店には、この１冊しかなく、ちらりと読んでみたところ、短編集でまとめられていたので、これなら読みやすいなあと思って軽い気持ちで購入してみました。
初めて、ムーミントロールの仲間たちの話をじっくり読んだのですが、海外文庫を中心に本を読み漁っていた私は、この作品を読み、とても感動しました。

内容説明　

ムーミン谷の仲間たちがたくさん登場する話春のしらべ、ぞっとする話、この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ、世界でいちばんさいごのりゅう、目に見えない子、ニョロニョロのひみつなど9編が収録。

内容（「BOOK」データベースより）　

すてきなムーミン一家を中心に北国のムーミン谷にすむ仲間たちの楽しい生活を描いた九つの短編集。
ムーミントロールの親友で孤独と自由を愛する詩人のスナフキン、空想力豊かなホムサ、おくびょうでなき虫のスニフ…。
国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの詩情あふれる楽しいファンタジー。

ムーミン初めての冬　評価：

今まで冬眠をしてきたムーミンが一人冬に起きて寝られなくなる。
そして春になるまでの間、冬の厳しい寒さと孤独に耐えながら様々な経験を学んでいく内容になっています。
他の登場人物のおしゃまさんが作者の人生観をムーミン(子ども)に伝えている箇所があり、その考え方が大人になった人でも楽しめるものとなっています。

内容説明　

純白の雪の世界で知る、はじめての冒険! パパとママといっしょに冬眠したはずのムーミントロールは、春がこないうちにたった一人で眠りからさめてしまい、冬の世界ではじめての冒険をこころみます。

内容（「BOOK」データベースより）　

まっ白な雪にとざされたムーミン谷。
パパとママといっしょに冬眠にはいったのに、どうしたわけか春がこないうちにたった一人眠りからさめてしまったムーミントロール。
はじめて知る冬の世界で彼のすばらしい冒険がはじまった…。
冬のムーミン谷を舞台にヤンソンがつづるファンタジー童話の傑作。

人物描写が面白い　評価：

キャラクターは知っていたけど、物語を読んだことはなかったので、これが初ムーミンです。
せりふに表現されるものがリアルで、ニヤニヤしながら読みました。
本当のムーミンて、ちょっと大きくなった人向けだったんですね。

内容説明　

一年で一番美しい夏まつりに起きた災難は？夏まつりの美しい季節に、大水に流されたムーミン一家は、流れてきた劇場に移り住み、やがてはお芝居をすることに。
お芝居を通じてみつけた楽しいこととは……。

内容（「BOOK」データベースより）　

ジャスミンの香りにつつまれた六月の美しいムーミン谷をおそった火山の噴火。
大水がおしよせてきて、ムーミン一家や動物たちは流され、ちょうど流れてきた劇場に移り住むことにした。
ところが、劇場を知らないみんなが劇をはじめることになって…。
国際アンデルセン大賞受賞作家の楽しいファンタジー。

かわいいっ！　評価：

独特の世界に引き込まれます。
私が小さいころ、テレビアニメで見たのを懐かしく思って買ってみたのですが、改めて読んでみてもおもしろいですね。
子供にも読んであげたいです。

内容説明　

ムーミンパパが青年時代に体験した冒険物語自由と冒険を求めて海にのりだした、青年時代のムーミンパパがさまざまな冒険をしながら、ムーミンママと劇的に出会うまでを、パパ自身が書いたファンタジー。

内容（「BOOK」データベースより）　

自由と冒険を求めて海にのりだした青年時代のムーミンパパ。
ユーモラスな竜との戦い、あらしでたどりついたゆかいな王さまの島、おばけと同居したり、深海にもぐったり…さまざまな冒険をしながら、ムーミンママと劇的な出会いをするまでをパパが書いたファンタジーあふれるムーミン物語の傑作。

登場人物が皆、個性的、挿絵も楽しい小説本デス。　評価：

ネタバレになるので内容は一切、明かしませんが、テレビアニメでもお馴染みなあの話、この話が登場をします、あの登場人物もこの登場人物も皆が実に個性的で面白い、それがこの「楽しいムー民ミン一家」の魅力なのでしょうねぇ、更に小説ではまるで版画の様な実に個性的な挿絵が実に素晴らしい、妙にシュールで笑ってしまうものから部屋にぜひ、飾りたい仕上がりなものまで実に様々でそんな挿絵と共に実に楽しく完読をする事が出来ました、これから「ムーミン谷の仲間達」を読む予定です、今からとても楽しみです！。

大人も楽しい。　評価：

児童向けだと思っていましたが、大人が読んでもたのしめます。
育児の合間の息抜きで読んでます。
ただ、翻訳する人によって本ごとにキャラクターの口調が変わるので慣れるまでは違和感がありました。

内容説明　

ムーミン谷に彗星が落ちてくるという噂が！ムーミンはスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出かけ、スナフキンやスノークのお嬢さんと友だちになるが、火の玉のような彗星が現われて事態は急変していくお話

内容（「BOOK」データベースより）　

長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大さわぎ。
ムーミントロールは仲よしのスニフと遠くの天文台に彗星を調べに出発し、スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友達になるが、やがて火の玉のような彗星が…。
国際アンデルセン大賞受賞作家ヤンソンの愛着深いファンタジー。