コルデコット受賞作家、デイヴィッド・ウィーズナー、メアリー・アゼアリアンの本、書籍(和書/洋書/原書)の紹介,評価,安売り価格

人生シャベルと二人連れ　評価：

アメリカへ持っていく品として、美しいものや高価なものではなく、ただのシャベルを選んだブライディさん。
自分の手を信じて、シャベルで人生を切り開く、彼女のまっすぐな生き方に勇気づけられます。
文章は簡潔ですが、細やかな絵が多くを語ってくれるようです。
版画調のあたたかみある絵柄ですが、素朴一辺倒ではなく深みがあります。

ベントレーさんのご両親に頭が下がります　評価：

アメリカのバーモント州、ジェリコという小さな農村に生まれ、生涯を雪の研究と結晶の写真撮影に捧げたウィリー・ベントレー氏の伝記絵本です。
世界中の人々に雪の美しさ、神秘的な魅力を伝えた彼の一生を綴ったお話ですが、何より感動したのは、息子の一生懸命な研究心を理解して蓄えていたお金で「子牛よりも背が高く、10頭の乳牛よりも値段の高い」顕微鏡つきカメラを買ってあげた、両親の素晴らしさです。

好きなものに夢中になる幸福感　評価：

雪に何よりも魅せられ、その美しい結晶を写真に撮り続けた主人公の生涯を描いた伝記の絵本です。
大好きなものに夢中になれることがどれだけ幸せなことか。
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そして、その大好きな「宝物」の素晴らしさを誰かに伝えたいという気持ちのなんていう純粋さ。
自分の「宝物」を探しにいきたくなるようなそんな作品です。