イワーシェチカと白い鳥 (ランドセルブックス)
新品価格 ¥ 1,320
中古価格 ¥ 630 残り9個
発売元:福音館書店 発売日:2013-01-15
異文化を知るには昔話がいいですね。 評価:
ロシアの昔話です。
イワーシェチカは毎日船をこぎ出して魚を釣って、両親とおいしく食べます。
それを見ていた魔女が彼をさらって食べようとします。
イワーシェチカがにげられるのか?昔話の要素が色々詰まった一品。
トゥーリチの水彩画がいい味を出しています。
内容紹介
むかしあるところに、イワーシェチカという男の子が年をとったお父さんとお母さんと暮らしていました。
ある日、男の子はお父さんに舟と櫂をつくってもらい、池へ魚釣りに出かけました。
「イワーシェチカ、わたしの息子よ! はやく岸に戻っておいで! ごちそうをもってきたよ」と、お母さんがやってきました。
イワーシェチカはお腹いっぱい食べて、また釣りに戻りました。
ところが、それをみていた近くに住む魔女のバーバ・ヤガーがお母さんのまねをして、イワーシェチカを岸辺に呼び戻して袋に押し込んで連れさってしまいます。
魔女の家からやっと逃げ出したイワーシェチカは高い木にのぼりますが、追いかけてきた魔女はがりがりと木をかじりはじめます。
著者について
イリーナ.カルナウーホワ(Irina V. Karnaukhova)(1901-1959)ロシアの民間伝承作品の再話者、収集家、児童文学作家。
大学で民間伝承文学や民俗学を専攻した後、昔話やわらべ歌などの採集、研究を続ける。
採集に出かけたロシア北部では、語りの名人たちから、ロシア昔話の魅力を伝える語り方を学ぶ。
35歳の時からレニングラード(当時)のラジオ番組「アリーナおばあちゃんの昔話」の語り手として出演し、子どもたちの間で人気を得た。
以後相次いで、『北部地方の昔話と伝説』(1934)、『アリーナおばあちゃんの昔話集』(1938)、『ロシアの勇士・英雄叙事詩集』(1949)など、再話を手がけた作品集が出版された。
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